ダイエットの新常識【カンジダデトックス】
- 2022.04.09
- ダイエット
食事はカロリー制限をして気をつけているのに。
ジムに通って運動もよくしているのに。
どうして痩せないの?
頑張っているはずなのになかなかダイエットに成功しない方は、もしかしたらこんな食生活になっていませんか?
甘いものがやめられない。
普段の食事がパンやパスタなど炭水化物に偏っている。
野菜はあまり食べていない。
これらに当てはまったあなたは、もしかしたら「痩せにくい腸」になっているかもしれません。
ダイエットの敵【痩せにくい腸】
腸内にはたくさんの腸内細菌が存在し、絶妙なバランスを保ちながら、消化機能や免疫機能を担っています。
身体にとって良い働きをする「善玉菌」、悪い働きをする「悪玉菌」、そしてそのどちらにも属さない「日和見菌」の3種類に分けられます。
普段は、善玉菌が全体のうち2割、悪玉菌が1割、日和見菌が7割というバランスを保っていますが、日和見菌は善玉菌が優勢になれば良い働きを、悪玉菌が優勢になれば悪い働きをするようになります。
その日和見菌のひとつに「カンジダ菌」があります。
カンジダ菌と聞くと、女性を悩ませるイメージが強いですが、実は腸内や皮膚にも当たり前に見られる常在菌の一つなのです。
痩せにくい腸は「カンジダ菌」が異常増殖している
日和見菌であるカンジダ菌は、腸内環境が良い状態であれば無害ですが、甘いものや炭水化物の多い食事を続けると過剰になった糖分をエサに異常増殖を起こします。
カンジダ菌に大量の糖分が消費されることにより、人はエネルギー欠乏や低血糖の状態となります。すると、充分に糖質をとっているにも関わらず脳に「糖分を摂取するように!」と誤った信号が送られ、「もっと甘いものがほしい」「炭水化物がやめられない」といった悪循環に陥ります。
「カンジダ菌」の大量発生はダイエットの大敵です。
カンジダ菌を減らして痩せやすい腸へ【カンジダデトックス】
この悪循環から抜け出すためには、増えすぎたカンジダ菌を減らす必要があります。それが【カンジダデトックス】です。
【カンジダデトックス】では「カンジダ菌をこれ以上増やさない」「カンジダ菌を減らす」この2点を重点的に行っていきます。
糖質を控える
まずはカンジダ菌のエサを減らすのです。最初は多少辛いかもしれませんが、カンジダ菌が減ると不思議と甘いものや炭水化物が欲しくなくなります。悪循環から抜け出す第一歩が踏み出せれば、道は明るいです。
善玉菌を増やす
腸内細菌の中で相対的に善玉菌が増えれば、カンジダ菌の勢力は弱くなります。善玉菌を増やすためにエサとなる食物繊維が豊富な食品や発酵食品を積極的にとりましょう。
プロバイオティクスなどのサプリメントを活用することも近道でしょう。
ただ、カンジダ菌が多い状態では逆効果となる場合もあるので、まずは「糖質を控える」ところから始め、カンジダ菌がある程度減った状態で取り組むと良いでしょう。
ハーブやスパイスを活用する
カンジダ菌は真菌の一つなので、抗真菌効果のある食品が有用です。身近なところで挙げると、ワサビやニンニク、梅干しなどです。その他、オレガノやシナモン、ローズマリーなどのハーブも天然の抗真菌効果があります。これらを日々の調理に使うのは難易度が高いので、サプリメントで取り入れるといった方法もあります。
【カンジダデトックス】の注意点
カンジダ菌を減らす方法を挙げましたが、実はカンジダ菌は死滅する際には毒素を放出します。この毒素によって一時的に症状が悪化することがあります。これは「ダイオフ現象」と呼ばれる好転反応で、人にって出方や症状は様々です。一気にカンジダ菌を叩くとこのようなことが起こるので、長い目で見て徐々に身体を慣らしていきましょう。
【カンジダデトックス】で痩せやすい腸づくりを
【カンジダデトックス】は様々なダイエットを試してもあまり効果が見られなかったあなたにこそ試していただきたいです。痩せやすい腸になれば、自然と体重は落ちてくるはずです。何より、辛い思いをして甘いものや炭水化物を我慢していた状態から開放されれば、ダイエットに挫折することもなくなります。一時的な食事制限ではなく、長い目で見て痩せやすい腸、痩せやすい身体づくりを目指していきましょう。
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