ほうれい線撃退も!オイルでうがい【オイルプリング】の美容健康効果
- 2022.04.09
- 美容
オイルプリングとは?
アーユルヴェーダは、古代インド・スリランカ発祥の伝統医療で、
なんと5千年の歴史を持っています。
オイルプリングは、オイルを口に含んでうがいをする、
アーユルヴェーダの自然療法のひとつ「ガンドゥーシャ」を元にしたものです。
※「oil(オイル)」「pulling(引っ張り出す)」
オイルでうがいをすることで、
体内の毒素がオイルに引っ張られて溶け出し、美容・健康効果があります。
海外セレブの間で火が付き、オーラルケアだけでなく、
美容面でも効果が期待できると話題になっています。
オイルプリングの効果
オイルプリングは科学的根拠はないと言われていますが、
5千年も続けられている健康法にはエビデンスがなくとも、
何かしらの健康効果があると考えられます。
口腔内・体内の毒素が排出される
歯周病・虫歯の原因菌が排除される
免疫力が活性化される
唾液の分泌が促進される
頬の筋肉がリフトアップされ、ほうれい線が薄くなる
歯のホワイトニング効果もある
このように美容・健康面で大きな効果が期待できます。
オイルを吐き出したあとは、今までオイルを口に含んでいたはずなのに、
不思議と口がサッパリとしている感覚を味わえるはずです。
オイルプリングのやり方
オイルプリングのやり方は至ってシンプルです。
オイルを口に含み20分ほどブクブクうがいをする。
オイルをティッシュか袋に吐き出す。
以上です。
オイルの量は大さじ1程度ですが、
慣れるまでは少なめのオイルでスタートするのが良いでしょう。
最初はドロドロと粘性が高いのですが、次第に唾液と乳化されサラサラになってゆきます。
ブクブクうがいの時間は、
最低でも15分、できれば20分以上行うと効果が出てくるので、
まんべんなく行き渡るようにブクブクを続けます。
途中で古いオイルを吐き出して、新しいオイルに交換しても大丈夫です。
うがいをし終わったオイルには引き出された毒素がたくさん入っているので、
絶対に飲み込まず、必ず吐き出しましょう。
また、オイルを排水溝に流すと、
種類によっては固まり、配管を詰まらせてしまうため、
ティッシュや袋に吐き出し、ゴミとして捨てましょう。
オイルプリングにおすすめの油
オイルの種類は、
起源となるインド・スリランカではヒマワリ油が用いられていましたが、
酸化していない植物油であれば、どちらを使っても大丈夫です。
勧められている油としては、
ヒマワリ油、太白胡麻油、ココナッツオイル、亜麻仁油、オリーブオイルなどがあります。
オイルプリングを行うタイミング
基本的にはいつ行っても、何度行っても大丈夫です。
20分程度うがいすることは最初は結構長いな、と感じるでしょう。
「ながらうがい」をおすすめしますが、
人と会話はできないので、注意が必要です。
口腔内の細菌を引っ張り出してくれるので、
やはり細菌が一番多い起床後すぐや、
就寝前のタイミングが最も効果的です。
好転反応が出ることも・・・
オイルプリングの毒素排出の健康効果により、
一時的に好転反応が出る場合があります。
症状や期間は人それぞれですが、
眠気が強くでる、口内炎ができる、肌荒れがする、など多種多様です。
多くはそれほど心配のないものですが、
様子を見て無理のないように行ってください。
オイルプリングを新しい習慣に
多くの美容健康効果が期待されるオイルプリング。
何か大掛かりなアイテムが必要なわけではありません。
まずはキッチンにある植物油(先程おすすめしたものなど)を使って
気軽に取り入れてみましょう。
20分のブクブクうがいは
意外と大変に思われるかもしれませんが、
慣れた頃には頬の筋肉が鍛えられ、
ほうれい線が薄くなって顔が引き締まっていることでしょう。
マスク時代の今こそ、
緩んだ頬を鍛え、新しい健康習慣にチャレンジしてみましょう。
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