最近よく耳にする「サスティナブルファッション」とは!?
- 2022.04.09
- ファッション
サスティナブルファッションという言葉を
聞いたことがありますか?
最近メディアでも注目されていて
様々な場所で話題となっています。
言葉だけだとなんだか難しそうですよね。
この記事では「聞いたことあるけどよくわからない」という方のために、
サスティナブルファッションとは何なのか?
改革が進むアパレル産業の
新たな取り組みについて解説したいと思います。
サスティナブルファッションって何?
サスティナブルとは「持続可能な」という意味です。
国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)がきっかけとなり、
よく耳にするようになりました。
サスティナブルファッションとは、
衣類を生産して廃業するまで
環境や社会問題のことを考えた行動で持続可能を目標とする取り組みです。
なぜアパレル産業なのでしょうか
アパレル産業では以前から
衣類の大量生産や大量廃棄による環境への負荷が問題視されていました。
生産工程内で排出される汚染水や二酸化炭素など、
世界的にも影響の大きい産業といわれています。
また環境面だけでなく
衣類を生産する国での労働条件の悪さなど、
社会的に考えなければならない問題もあります。
持続可能とするためには、
環境に配慮した製品をつくるだけでなく、
生産に関わる人や物の全てを見直さなければなりません。
高まるサスティナブルに対する意識
抱えていた課題を改善して
サスティナブルなファッションとするため、
アパレル産業では実際にどのような取り組みをしているのでしょうか?
お店によって内容は様々ですが一例をご紹介します。
①オーガニック素材の利用
農薬を使っていない
オーガニックコットンを使用するなど、
農薬の量を減らすことで環境面だけでなく健康面も配慮できます。
②動物を犠牲にしない
動物を処分して
リアルなファーや毛皮を生産していましたが、
エコファーに切り替えることで動物や自然を保護します。
③受注生産性
衣類を大量に生産するのではなく、
あらかじめオーダー受注性にしておくと
無駄な生産を抑えることができるので、
衣類の大量破棄を防ぐことが可能です。
④長く愛される洋服作り
流行りで移り変わりのある商品ではなく、
いつまでも長い期間で使用できて
品質も高い衣類を生産します。
⑤リサイクルする
新しく衣類を生産するのでなく、
ダメージのあるものを修復して
古い商品をデザインし直すことで衣類を持続可能にします。
まとめ
今回はサスティナブルファッションについて解説いたしました。
生産者だけでなく私たち消費者一人一人も
サスティナブルに対して意識を持つことが大切ですね。
日本でも環境や
社会に配慮したブランドがありますので、
ファッションを通じて持続可能な社会を実現しましょう。
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